2006年01月21日

04年 国内化粧品シェア 資生堂シェアキープ

国内の化粧品業界の売上シェアを見ると、大手4社で市場の半分以上を占めています。1位の資生堂は昭和20年代にトップメーカーになって以来、トップの座を他に譲ったことがありません。

2004国内シェア

2004年の各社シェア増減のポイントは以下の通りです。

資生堂
前年キープ。アウトオブブランド「ディシラ」が好調。一方で基幹ブランド「マシェリ」「ホワイティア」が売上高で対前年比マイナスに。
また成長著しいドラッグストアチャネルにおいて、前年にスキンキアブランド「ビューティーボルテージ」やメイクアップブランド「マジョリカ マジョルカ」がヒットしたことからシェアを獲得しましたが、04年は競合他社に売場作りの提案などで遅れをとっています。

カネボウ
カネボウ化粧品は、セルフ化粧品市場での50歳代向けスキンケア化粧品市場をリードする「エビータ」の品揃え強化を進めるも、前年から産業再生機構の支援決定に伴うイメージ低下による販売マイナスが続いています。

コーセー
前年比プラス0.3ポイント。百貨店向けプレステージブランド「ボーテ・ド・コーセー」が前年に続き好調を維持しています。

花王
前年比プラス0.1ポイント。ドラッグストアとGMS向けブランド「アルブラン」を投入し販路拡大を図ったことがシェア向上に寄与しています。

POLA
前年5位だったP&Gに代わり5位に躍り出たポーラ化粧品本舗。高級スキンケアブランド「ザ メーク BA」のアイテムを拡充。訪問販売は不振でしたが、通信販売や店頭販売への販売チャネル転換で売上を補っています。

このように大手四社の顔ぶれに変化がなかった国内化粧品業界ですが、カネボウ化粧品が花王の傘下に入ったことにより、2006年以降、業界勢力図は変わっていくと思われます。


※データ出所
市場占有率/日本産業新聞


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1. Posted by 一見さん   2006年08月17日 23:12
化粧品――カネボウ、上位で唯一上昇
2006/08/17, 日経産業新聞より

2005年の化粧品の国内出荷額は前年比6.0%増の1兆3千146億円となった。産業再生機構のもとで在庫適正化を進めていたカネボウ化粧品の出荷額が再び増加したことなどが影響した。各社は高付加価値型商品が好調だったものの、カネボウを除きシェアを落とした。上位の順位には変動は無かった。
 首位の資生堂は05年度から始まった3カ年計画で、大型ブランドに宣伝広告費などマーケティング投資を集中させる「メガブランド戦略」を導入。05年8月には第一弾としてメーキャップブランドの「マキアージュ」と男性用化粧品の「ウーノ」を発売した。
 両ブランドとも販売好調で国内化粧品全体の出荷額も伸びたが、市場規模の拡大には及ばずシェアを落とした。06年も「インテグレート」「エリクシール シュペリエル」などメガブランドの拡充を図っている。
2. Posted by 一見さん   2006年08月17日 23:13
(2006/08/17, 日経産業新聞より)
2位のカネボウ化粧品は産業再生機構下で流通在庫の大幅な圧縮を進め、出荷量を減らした。05年は出荷が通常ベースに戻ったうえ、「レヴュー」など約二十の重点ブランドが二ケタの伸びを示した。この結果、上位五社で唯一シェアを伸ばした。
 4位の花王は2月、カネボウ化粧品を全額出資子会社とした。05年はシェアを落としたが、商品開発などで相乗効果を高める計画。現在は両社合計で八種類の年商100億円超ブランドを10年度には倍増。売り上げも年四16%の成長を見込み、早期に花王・カネボウ化粧品連合でのシェア拡大を目指す。
 3位のコーセーも量販店やドラッグストア専用「インフィニティ」などが好調で当初計画を上回る売り上げを達成。しかし、市場規模の拡大でシェアは若干落ち込んだ。
 味の素など異業種参入組も化粧品事業の強化に取り組んでおり、上位はもちろん中位以下でもシェア争いは激しさを増しそうだ。

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